ニコン公式Youtubeチャンネルの動画ランキング ワースト 10

ニコン公式Youtubeチャンネルの動画ランキング ワースト 10

先日ニコン公式Youtubeチャンネルの人気動画TOP10を発表しましたが、今回はワースト10を発表したいと思います。

結論から先に述べると、大企業の公式動画としてアップロードされるにふさわしくない動画が多いです。
出演されている方に落ち度があるわけではありません。
世界的にもトップクラスの映像機器企業として、もっと工夫できたのではないかと思う様な動画ばかりです。

Youtubeという世界に向けて発信されるメディアに公開するということを、もう少し理解してもらいたいですね。

※2022年8月10日現在、ニコンイメージングジャパン公式チャンネルのYoutube動画の総再生数でランキングしています。
最近2週間以内に公開された動画やQ&A動画は省いています。

ワースト1　渡邉智之 自己紹介 ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：414 回　公開日：2020/06/16

ニコンカレッジというニコンイメージングジャパンが運営する写真教室の講師紹介動画です。
はっきり言ってニコンカレッジと渡邉氏の魅力が全く伝わってきません。
渡邉智之氏の名誉のために言っておきますが、決して渡邉氏ご本人が悪いわけではないと思います。

映像機器の企業として、写真教室（講師）のプロモーションとして、撮影する場所、映像や音声のクオリティがこれで本当に良かったのか考えてもらいたいですね。
これでは完全にマイナスプロモーションです。

ワースト2　宮田昌彦 作品スライドショー ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：419 回　公開日：2020/06/16

こちらもニコンカレッジのプロモーション動画です。
宮田昌彦氏の作品のスライドショーですが、写真は素晴らしいのに魅力が台無しです。
単調に切り替わる写真に、全く写真の雰囲気に合っていない音楽。

さらに驚きなのが、こちらの動画が公開されたのがわずか2年前。
正直、最近の子供がスマホで作ったスライドショーの方がマシです。
なぜこれを企業としてYoutubeで公開することにGOサインが出たのか疑問しかありません。

※宮田昌彦氏に落ち度はありません。写真は本当に素晴らしいと思います。

ワースト3　ニコンフォトコンテスト 2016-2017 審査員バハラット・シッカ氏メッセージ（インド）| ニコン

再生数：432 回　公開日：2016/12/05

こちらはフォトコンテストの審査員バハラット・シッカ氏のメッセージ動画です。
映像自体はきちんと作られていると思います。
なので単にプロモーション不足だったのではと推察されます。
せっかく海外の審査員のメッセージなのに、500回を切る再生数では格好がつきません。
Youtubeに公開すれば勝手に再生されると思ったら大間違いということですね。

あと動画概要欄の説明ももう少し考えた方が良いと思います。
これではインドで開催されているコンテストの様に捉えられる可能性が高いと思います。

ワースト4　宮田昌彦 自己紹介 ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：446 回　公開日：2020/06/16

ワースト2位となった動画と同じく宮田昌彦氏の写真のスライドショー動画です。
タイトルに自己紹介とありますが、写真のスライドショーにテロップを入れただけの非常にお粗末な動画です。
文字テロップも見づらく、一体何を伝えたいのか非常に不明瞭な動画となっております。

本当にこれで良いのかニコンカレッジとツッコみたくなる動画ですね。

ワースト5　渡邉智之 作品スライドショー ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：572 回　公開日：2020/06/16

こちらもニコンカレッジの講師の方の作品スライドショー動画です。
写真と映像がスライドショーになっていますが、動画の仕上げ方として、かなり安易な仕事というしかありません。
説明のテロップも非常に読みづらく、位置も下すぎてYoutubeのツールバーに隠れてしまいます。

写真や映像は動物の愛らしい瞬間が収められており、じっくり時間をかけて粘らないと撮れないものだと思うので、スライドショーの見せ方のクオリティを上げて欲しいですね。

ワースト6　ニコンフォトコンテスト 2016-2017 審査員長ネヴィル・ブロディ氏メッセージ | ニコン

再生数：632 回　公開日：2016/12/05

こちらもワースト3 の動画と同様、フォトコンテストの審査員のメッセージ映像です。

世界をリードするカメラメーカー主催のフォトコンテスト審査員長のメッセージであるにも関わらず、わずか600再生程度という衝撃の少なさです。

2016年12月公開なので、Youtubeが世間に浸透していなかったという言い訳は通じず、完全にプロモーション不足だと思います。

再生数的に完全にマイナスプロモーションになってしまっており、人気のないコンテストだと思われてしまいますよね。
Youtubeでプロモーションをするつもりが無いのであれば公開しない方が良いくらいですね。

ワースト7　塙真一 自己紹介 ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：660 回　公開日：2020/06/16

ご自身のYoutubeチャンネルが人気の写真家塙真一氏のニコンカレッジ講師紹介動画です。
なのにこちらの動画は衝撃的な再生数の少なさです。

ニコンカレッジ関係の動画は総じて再生数が少なく、原因として動画のクオリティの低さもありますが、関連動画数十本の公開日が2020年6月16日に統一されているという、マーケティングの失敗にあるのではないかと推察しています。

せめて1日置きに公開など、イベント性を付加してもよかったのではないでしょうか。

ワースト8　林直 自己紹介 ～動画でわかる！ニコンカレッジ講師陣～ | ニコン

再生数：700 回　公開日：2020/06/16

こちらもニコンカレッジの講師紹介動画です。

本当に講師を紹介する気があるのでしょうか。
がんばれニコンカレッジ！！

ワースト9　【トークイベント】山下裕×大村雄大 (第21回三木淳賞受賞作家新作展　山下裕「二つの記録」）｜ニコン

再生数：781 回　公開日：2021/08/31

タイトル通り、山下裕氏と写真家・大村雄大氏によるトークイベントの映像ですが、新型コロナウイルスの間駅で無観客での開催のため、淡々としたトークイベントとなってしまったようです。
感染予防のため、マスクを着用しての開催となった様ですが、トークイベントでマスクは声が聞き取りづらくなるので、アクリルボードを間に挟むなど別の対策の方が良かったと思います。
またピンマイクで音声を収録しているにも関わらず、配信ビットレートが非常に低く、聞きづらいです。

そもそも、動画の始まりのニコンの社員の方（？）の進行がとても辿々しく、このイベントの雰囲気がそれに引っ張られてしまった様に感じました。
もっとちゃんと司会や進行役をアテンドした方が良かったですね。

三木淳賞受賞作家の山下氏の貴重な体験を聞ける機会なのに、色々と勿体無い感じです。

ワースト10　【NICO STOPオンラインフェス2020】デザイン視点からの写真レビュー

再生数：785 回　公開日：2020/06/19

NICO STOPオンラインフェス2020として全部で6本の動画が公開されています。
その中で唯一3桁台の再生数なのがこちらの3本目に配信された動画です。
進行役の方とENO SHOHKI氏のオンラインでのやりとりですが、音声が非常に聞き取りづらいです。
特に2人の会話になると、音声にリミッターが掛かったように音量が急に小さくなり、ほとんど聞き取れない状態になります。

同イベントの他の動画も拝見しましたが、この動画が一番音声がひどかった様に感じます。
もう少し配信機材や配信環境を整えてからオンラインイベントを開催して欲しいですね。

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今回はニコン公式Youtubeチャンネルのワースト10を発表しました。
せっかく動画を公開してもマイナスプロモーションになりかねないので、Youtubeでのマーケティングを見直して欲しいとニコンファンとして切に願います。

世界をリードするカメラメーカー としての底力を見せつけて欲しいですね。

もちろんカメラ自体は本当に素晴らしい製品だと思いますので、その魅力を最大限引き出す様な映像を期待しています。