ニコン Z テレコンバーター TC-1.4x

ニコン Z TELECONVERTER TC-1.4x

画像引用元 : カメラのキタムラhttps://shop.kitamura.jp/ec/pd/4960759904317

製品名	Z TELECONVERTER TC-1.4x
メーカー / ブランド	ニコン / NIKKOR
種類	テレコンバーター [Zマウント]
拡大倍率（焦点距離）	主レンズの1.4倍
対応レンズ	NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
発売日	2020年8月28日発売
メーカー小売希望価格	¥78,320- 税込（実勢価格 ¥63,360- 税込〜）

製品仕様

レンズ構成	4群6枚（非球面レンズ1枚、最前面および最後面のレンズ面にフッ素コートあり）
最短撮影距離	主レンズと同一
最大撮影倍率	主レンズの1.4倍
最大絞り	主レンズのF値から1段暗くなります
最小絞り	主レンズのF値から1段暗くなります
寸法	約72mm（最大径）×18.5mm（バヨネットマウント基準面の間隔）、全長約37mm
質量	約220g
その他
付属品	• テレコンバーターキャップ BF-N2 ・裏ぶた LF-N1 ・レンズケース CL-C4

レンズ概要

対応レンズの焦点距離を1.4倍拡大する、Zマウントレンズ用テレコンバーター

NIKKOR Zレンズの高い高額性能・描写力を活かしながら焦点距離を1.4倍に拡大できるテレコンバーター。

従来のテレコンバーターで懸念されていた描写力の低下を最小限に抑え、Zマウントレンズの解像力・光学性能を保ちつつ焦点距離を拡大できます。

また、テレコン装着時にも種レンズの最短撮影距離が変わることなく、撮影倍率を1.4倍にできるため、より被写体をクローズアップした撮影が可能。

さらに、主レンズのAF/VR性能を最大限活かした設計となっており、快適な撮影が可能。

S-Lineと同等の高い防塵・防滴性能と、ニコン独自のフッ素コートの採用により、過酷な環境下でも安心して使用できます。

レンズファームウェア

現在、Z TELECONVERTER TC-1.4x 用のファームウェアアップデート情報はありません。

レンズレビュー

引用元記事：https://www.cameralabs.com/nikon-z-tc-1-4x-tc-2-0x-teleconverter-review/4/

ニコンZのテレコンバーターは、どちらも宣伝文句どおり完璧に機能します。
１段（1.4x）または 2段（2.0x）暗くなることの代わりに、レンズの焦点距離を1.4倍または2.0倍に拡大します。
EXIFデータはすべて変換され、装着したレンズのすべての機能が保持されます。

Z 70-200mm F2.8 VR S（テスト時、唯一の対応レンズ）と組み合わせれば、仮にZ 98-280mm F4.0 VR SやZ 140-400mm F5.6 VR Sを追加するよりもはるかに安く、小さく、軽く、装着レンズの接写能力をアップさせることができるのである。

Z TC-1.4xの光学性能は、200mm以下の撮影ではテレコンバーターを外す必要がないほどで、撮影中にTCを交換する時間がない場合には重要なポイントになります。
Z 70-200mm F2.8 VRをお持ちの方、これから買おうと思っている方には、新しいZ TC 1.4xはお勧めのアクセサリーです。

Z TC 2.0xについては、私はむしろ待ちたい。TC-2.0xが提供するポテンシャルをフルに発揮するには、おそらく優れた望遠単焦点レンズが必要だろう。

■良い点
・小型・軽量で、比較的安価にリーチを稼ぐことができる。
・ワーキングディスタンスを変えずに1.4倍または2倍の倍率を得られる。
・高性能なレンズがTCの前にあれば、優れた画質が得られる。
・正しいEXIFデータ、レンズのすべての特徴/機能は保持されます。
・周辺光量落ち、歪曲が少ない（レンズプロファイルによる）。
・防塵防滴機構＋フッ素コーティングで湿気やホコリに強い。

■悪い点
・F値が1〜2段分損なわれている（ニコンの責任ではありません。）
・FTZアダプタの後ろでは使用できません。
・すべてのZレンズと互換性があるわけではない。
・逆向きに取り付けると、センサーを損傷する可能性があります。

従来のテレコンバーターは光学性能の低下が顕著だったため、避ける方が多かったようですが、Zのテレコンバーターはそのあたりの改善が光っている様です。

対応レンズは限られていますが、望遠レンズを買い足すのは費用的に負担が大きいので、テレコンを使用という選択肢になる場合も多そうですね。